ハレサレポート

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エモノ呼びは無効・白宝箱の新仕様を解説

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Ver4.5からの白宝箱に関する修正が発表されました。
今回はこれについての解説です。

変更点は主に、ドロップ率、パーティ補正、判定法則、の3つあります。
それぞれ順にみていきましょう。

ドロップ率

まず、ドロップ率関係の変更点です。

レベル35からレベル93までの装備のドロップ率がアップして、約2倍になるそうです。

ちなみに、現在のドロップ率は一人でやる場合2%くらいのようです。

パーティ補正

次に、パーティ人数の影響の変更です。

いままでは、パーティ人数(サポート仲間ではなく人間の数)が多いほどドロップ率がアップし、4人パーティでは2倍に近いくらいのドロップ率になっていました。
修正後は一人でも4人パーティと同じくらいのドロップ率になるようです。

判定法則

ここまでは分かりやすいですね。
誤解されやすそうなのはこの画像の部分です。

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これを見て、エモノ呼びが有効になる、みたいな説もあるようなんですが、私はそんなことにはならないと思っています。

どう変わるのか説明します。

白宝箱の旧ルール

まず、以下の4つは、公式ガイドブックに記載されている旧仕様の白宝箱に関するルールです。ハッキリ言って理解しにくい表現になっていますが、とりあえずここではそのまま引用します。分かりにくそうなのは私の要約も書いておきます 。

法則①

同じ種族を2体以上倒しても、”運が良ければ錬金装備を入手できる権利”を得られるのは1体目からのみ

意味:同じ種類をいくら倒しても同じ(=エモノ呼び無効)

法則②

「その戦闘で先に倒したモンスターとは別の種族」を倒すと、”運が良ければ錬金装備を入手できる権利”を得られる

意味:違う種類を倒せばどちらも有効

法則③

運よく錬金装備を入手することになった人は、それ以降は”運が良ければ錬金装備を入手できる権利”を得られない

意味:1人が得られるドロップは1つまで。ドロップ確定した時点で以後の敵では判定を失う。

法則④

戦闘終了時に錬金装備が手に入るのは、入手できることになった敵を倒した時点で戦闘に参加していた人のみ

これはそのままですね。

新仕様の意味

さて、そこで今回紹介された新仕様です。

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画像には倒したモンスターの「全種類」が判定対象になると書いてあります。個別個体ではありません、「種類」です。
ということで、上の四法則のうちの法則①同じ種類をいくら倒しても同じを覆すものではありません。エモノ呼びは引き続き無効です。

さらに法則②は違う種類を倒せばどちらも有効でしたね。つまり全種類に判定があるのはもとからです。
安西Dは放送で、「今まで倒したモンスター1種類でしか抽選していなかった」と発言していますが、これは単に担当者からの説明を把握していないだけと思われます。

では、いったい何が変わるというのでしょうか?

画像のメタッピーの吹き出しに注目してください。「先に倒したモンスターがドロップ確定になっても判定を続けるように!」と書かれています。
これはまさに法則③1人が得られるドロップは1つまで。ドロップ確定した時点で以後の敵では判定を失う。のことを言っています。
つまり、この画像の説明の意味は、法則③を撤廃するということなのです。

どう影響するのか?

それで、この変更が実際どう影響するのか?というと、実のところ大した影響はありません。

もともと法則③は「ドロップが確定した時」限定で以後の判定を失っていたというだけなので、これによって低下していた実際のドロップ率というのは軽微です。

ただ、楽園のメタッピー+メカバーンなどでメタッピーのせいでメカバーンのドロップが邪魔されている印象で気分が悪い(実際わずかに影響はあります)、という問題に対する配慮という程度の話でしょう。

どのくらいでやすくなる?

今回の白宝箱関係の修正によって、どのくらい手に入りやすくなるでしょうか。

従来の白宝箱は、一人でやる場合30分に1つくらいという感じでした。
96以上の高レベル装備では、これがパーティ補正分アップして15分に1つくらい。

35~93装備では、さらに今回のドロップ率修正の効果で、7~8分に1つくらい。
という感じのドロップ率になると思われます。