パクレ警部の事件簿が問題に?
注意:この記事は「パクレ警部の事件簿」のネタバレを含みます。
バージョン4.4のメインコンテンツの一つとして公開された、パクレ警部の事件簿。
これがなにやら問題になっているようです。
青山Pの発言
「パクレ警部の事件簿」の件について、冒険者の皆さまからの多くの意見をいただき、読ませていただいております。ありがとうございます。安西さんや成田さんとも相談していますので、しばらくお待ちくださいますでしょうか。 #DQ10
— AOYAMA Koji (@kojibm) 2019年1月25日
これは、青山Pのツイッターでの発言です。
開発運営上層部で相談してなにか対応をすると言っている程のことのようです。
パクレ警部をやってみる
私はこういうクエストは、気が向いたときにまとめてやればいいと思っているので、特に急いでやってはいませんでした。
ちょっと内容が気になるので、一通りクリアしてきました。
驚きの新設定
このクエストではとんでもなくスケールの大きい新設定が唐突に登場しています。
なんと、パクレ警部の正体はアストルティア外の別次元の世界も含めた多数の世界を監視している組織の一員であるというのです。
不思議な存在だった銀の丘の扉なども彼らの管理対象であると語り、時間移動がテーマのVer4のストーリーに関しても把握していることを匂わせています。
時間・空間・多次元世界の管理とか、本編ストーリーを上回るスケールの存在が唐突に登場し、しかもそれがコメディ風のサブクエストなのです。
いままでやってきたことは何だったのか?と思われるのも無理はないでしょうね。
ゲームにおける物語
おはなし感想広場は、ほとんど全て非難の意見で埋め尽くされています。
私はVer4開始当初からの「おはなしに力を入れ世界観を深めます。」という方針や、おはなし感想広場なんてものを作ったりしたことをそもそも不安視していました。
物語だけを抜き出して考えてはダメだと思っているからです。
ゲームにおける物語というのは、プレイヤーの体験として感じさせるということが大事です。そのためには「物語」とプレイヤーの関与を司る「システム」をどう融合させるかということが肝心であり、物語そのものの良し悪しは、良いに越したことはないが最重要ではないと考えています。
つまり「おはなし」だけがどんなに良くてもダメだろう。という意見なのですが…
今回の問題は、どんなに良くても、どころか物語単独の質も大不評となってしまったようです。
こんなことで大丈夫なのでしょうか?ますます衰退への不安が募ってしまいますね。