マガツ鳥のツメVS疾風のジャマダハル
聖守護者キラパンはマガツとジャマダハル どちらがより有効なのか、可能でしたら記事化おねがいしたいです。
コメントでこんな質問があったので、これについて考えてみましょう。
全ての攻撃VSターン維持
まず比較の条件が聖守護者でのキラーパンサーなので攻撃力と攻撃時ルカニの能力にはほぼ意味がないですね。
器用さと素早さの差が5ありますが、しっぷう攻撃をあまり使わないのでこれもほとんど誤差レベルの差でしょう。
ということで、「全ての攻撃ダメージ+3.0%」と「2.0%で行動ターンを消費しない」の比較が中心になります。
この二つのうち、全ての攻撃ダメージ+3.0%の方の影響は非常に分かりやすいですね。額面通り火力が3%アップすると考えて大丈夫と思います。
追記:スキルにあるいなずま+200と死神のピアスには+3%は乗らないと思うので、3%より若干効果は低くなりそうです。
キラーパンサーの行動時間
問題は行動ターンを消費しないの方です。ターンを消費しないと火力にどう影響するのか?は分かりにくいです。
これはキラーパンサーの行動にかかる時間によって変わってきます。いなずまの準備時間、硬直時間、キラーパンサーの1ターンの時間、あたりを知る必要があります。
まず、いなずまの準備時間は公式ガイドブックに1.5秒と書かれています。
次に、いなずまの硬直時間ですが、これは書かれていないので実際に使っているところを録画してみます。
いなずまのふきだしがでてから、次のいなずまのふきだしが出るまでの時間を計ってみました。最速で2.0秒ほどのようです。
ということは、準備時間1.5秒+硬直時間0.5秒ということになるかなと思います。
1ターンの時間ですが、今回テストしたキラーパンサーは素早さ869。スターダムセット込みで4.7秒ほど。
そして、いなずまを繰り返す行動間隔は1.5秒+4.7秒で6.2秒ということになりますね。
ところで、普通ターン消費なしという能力は2ターンに分散して効果が表れます。技にはすぐに次の行動ができない硬直時間というものがあるからです。(人間操作ではさらにコマンド入力時間というものも必要になります)。このせいで実質的な効果は発動率より低くなるものです。連続で発動したり2ターン後までに死亡したりしたら効果が薄れるからですね。
なのに、いなずまは硬直時間が凄く短いのでキラーパンサーでは次の1ターンまでで効果のほとんどを発揮し終えることができます。2ターンにまたがって効果が現れることの影響を割り引いて考える必要がほとんどなさそうです。
勝負の判定は?
ターン消費しない率が0%から100%に上がったら、行動間隔6.2秒が2.0秒になります。火力では約+200%になりますね。
ターン消費しない率2%分で見れば、+4%。
それに対して、マガツ鳥のツメは+3%弱でした。
ということでかなり接戦になりましたが、私の結論としては…
疾風のジャマダハルの勝ち
としたいと思います。
追記
この記事で考えた過程に見落としがあったので、改めて考えなおした記事に続きます。結論が変わっているので、この記事の結論は間違っている点にご注意ください。
余談
本題とはずれる話になりますが、今回改めて気が付いたのは、キラーパンサーとターン消費なしの相性のよさです。
からだ上下に魔力が必要など、いろいろ条件がキツイですが、極限まで火力を突き詰めようという場合、もしかしてキラーパンサーの最強装備は武神の道着セットなのかもしれないな~なんてことを思いました。
コマンド間隔-0.5秒の能力でアップする火力は5%程度と思われるので、特技ダメージ+15&ターン消費なし2%なら上回る可能性がありますね。