実は使える?ライトフリングで火力アップ作戦
いま旬なバトルと言えばスコルパイドなので、最近はスコルパイド用のデッキや使い方をよく考えています。
占い師は補助役でパーティに入りますが、さほど突出した補助能力があるわけではありません。補助役としての占い師の長所は自身の火力が(補助役にしては)高いという点だと私は思っています。
そういうわけで、いかに占い師で火力を高めていくかということをテーマに考えています。
地味な特技に注目
占い師にはライトフリングとレフトフリングという専用特技があります。
手札の右側もしくは左側2枚のタロットを使用して攻撃するという特技です。
威力が非常に弱いのでほとんど死に特技になっていますが、今回はこのライトフリングに注目してみました。
デッキを早回しできる
ライトフリングの何がいいのか?というと、デッキを循環させる速さです。
この点に関しては、最速の技はリセットベールです。
ただ、リセットベールは連続では使用できませんし、なにより手札を選択して保持しておくことができません。
デッキを速く循環させるのは手札を揃えるためですから、これではあまり使えないのです。
その点ライト(レフト)フリングは、リセットベールに次ぐ速さでデッキを循環させることができつつ、ある程度手札を保持することもできます。
リセットベールとタロットひき直しの中間的な存在といった感じです。
伝説の三悪魔+デュランとの相性
ところで、SSSタロットを伝説の三悪魔+デュランにした場合、魔王のいざないをしたときの手札の並び方はこうなります。
戦車が右2枠に固まっているのに注目しました。
戦車で攻撃した後、ライトフリングを使っていけば、左2枠に両バラモスを保持してオーラの体勢を保ったまま、右2枠で通常より早くデッキを循環させることができそうです。
デッキ循環と火力
デッキを早く回すことが、どういう風に火力アップと関係するか、実際の例でみていきましょう。
まず、手札を普通に使ったりしながら、強力な手札を揃えます。
魅惑の水晶球から、キングヒドラ&デュランで攻撃し、魔王のいざないからさらに攻撃すれば、ベストの手札なら合計で14000くらいのダメージを与えられます。
山札の残りが16枚に戻る前に、この攻撃をすべて終えるのがポイント。
魔王のいざない前に、右2枠にバラモスがある場合はひき直しをしておくと、並び順を整列しなおすことができます。
攻撃後は、右2枠のどちらかに戦車が入るまではライトフリングを積極的に使うことができます。
そして、再び強力な手札へ。
ここまでにかかった時間は、魅惑の水晶球を使ってから2分と少しでした。
この例の流れだと2分と少しの周期で強力なラッシュをできるということですね。
デッキの循環を早くするということは、この周期を短くするということになり、つまりは火力アップにつながるというわけです。
魅惑の水晶球と魔王のいざないⅢのチャージタイムは最短で105秒なので、そこまではデッキを循環させる速度が早くなれば、ラッシュの周期も早く出来ます。
この例ではライトフリングやタロットひき直しも少し使っているのですが、まだ早くする余地があるということですね。
ライトフリングも楽しい
少し使ってみた感触では、ライトフリング、悪くないですね。
このように手札を揃えながら戦うデッキは使っていて面白いので私は好きなんですが、フリングを絡めると更に変化が出てきて楽しめそうです。