大獄獣のムチVS蒼穹の王
聖守護者の闘戦記レベル3パラ構成での占い師の火力を高めたいと思っているところです。
今回は、攻撃を最重視するとして武器には大獄獣のムチと蒼穹の王のどちらがいいのだろうか?ということを考えてみます。
「全ての攻撃ダメージ+5%」と「攻撃魔力の差10」、まずこの二つの比較からみてみます。
全ての攻撃ダメージ+5%
ダメージを強化する効果には、大きく3つのグループがあります。
与ダメージ系・属性系・被ダメージ系と仮に呼びましょうか。
同じグループに属する効果同士は効果が足し算され、グループ毎に掛け算されて最終的なダメージが決まるという仕組みになっています。
大獄獣のムチがもっている「全ての攻撃ダメージ+5%」という能力は与ダメージ系に属する効果なんですが、占い師ではこのグループの強化が他の職より普段から高い状態になっているという特徴があります。
スキルでタロット強化が常時+300%。さらに魅惑の水晶球が+200%。キングヒドラのオーラ能力も+200%です。
例えば魅惑の水晶球を使ったキングヒドラのダメージは、これだけで800%状態だということですね。ここに大獄獣のムチの能力が加わると同じグループなので足し算されて805%です。+5%という額面ですが、実際の効果は805/800で約0.6%しか増えないということになります。
こんな風に、占い師ではとくに大獄獣のムチの能力は割り引いて考える必要があります。平均してどの程度効果があるだろうかと考えると、魅惑の水晶球をしっかり活用するとして1%くらいの上昇じゃないかな、という感じがします。
ちなみに、クルーガースーツの+3%は属性系に属する効果で、こちらは足し算される強化がベルトくらいしかないのでほぼ額面通りの+3%の効果があります。
攻撃魔力+10
蒼穹の王と大獄獣のムチの攻撃魔力の差は10です。つぎはこちらの影響がどの程度かを考えてみます。
攻撃魔力は700程度だとすると、正義・塔・隠者では攻撃魔力10アップで増えるダメージは0.6~0.7%程度。罪人は魔力の影響が弱く、死神は上限にかかってこの魔力ではもう増えません。
大獄獣のムチVS蒼穹の王
全てのダメージと攻撃魔力の部分の勝負では、やや大獄獣のムチが有利ですね。他の部分での比較も考えてみます。
・攻撃力が高いので戦車が使いやすい
・弓の補助特技が使える
・回復魔力も上がる
・耐性低下が効く相手には断然強い
・極竜打ちが使える
・スキルのかいしん率が1%高い
常闇の聖戦の3種の敵のように全属性に対して強く、耐性低下も効きにくい相手では戦車が他の攻撃タロットを圧倒するので、常闇の聖戦では蒼穹の王が断然強いでしょう。
肝心の聖守護者攻撃役ですが、こちらは光と雷属性が通ります。戦車入りデッキと戦車なしデッキの使い比べを何度かしましたが、むしろ戦車なしで魔力特化したほうが良い感触があります。
ただし、耐性低下は強さⅢではほぼ効かず、以前の記事で効果があると紹介した極竜打ちも何度か試すうちに期待したよりも成功率が低いことが分かりました。
結論としては、大獄獣のムチがわずかにリードかなと思いますが、差は小さいです。
これは所持しているベルトに良いものがある方を使うのが良さそうですね。
大獄獣のムチ購入を決心
手持ちのベルトからそれぞれ一番良さそうなものを探してみると…
これはムチの方が良いですね。かいしん率錬金のついた大獄獣のムチを購入することを決めました。