ハレサレポート

ドラクエ10を攻略したり考察したりするブログです。

トライロック分布の好形と悪形・武闘家はトリニティのゲームメーカー

今回は、バトルトリニティでの武闘家について考えてみます。

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武闘家といえばチームでは攻撃面の中核戦力なのですが、それだけではない奥の深さもありそうです。

三つ巴と抑止力

バトルトリニティの最大の特徴は、三つ巴の競争だということです。「トリニティ」という言葉の意味自体も「3」に関係していますね。

同条件で三勢力が競うとき、もっとも有効な戦略は敵勢力同士を争わせることです。
味方勢力とは争いたくないと敵勢力に思わせることが出来れば敵同士が争うことになり自然と有利になっていきます。

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そのために大事なのは抑止力です。連携行動が前提にできない野良パーティでは、場面場面での抑止力がものをいいます。抑止力は職やレベルによっても働きますが、何と言っても効果が大きいのが「人数」による圧力です。敵が複数いる所に一人で攻撃しに行くようなことは普通はしませんからね。

近くに味方がいれば争いに巻き込まれにくい。当たり前ですが大事なことです。

例えばこれは武闘家ではなく盗賊の話ですが、自陣付近でやたらと透明化を使うのは、人数による威圧感を低下させるので良くないのです。

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武力の神髄は抑止にある

味方の密度

味方はトライロックから出発しジュエルを拾ってまたトライロックに戻る。という動きをします。

なので自軍が占領しているトライロックの位置や数よって、味方同士の距離というものも自然と変わってきます。

味方の密度が最も高くなるのは、自軍トライロックが一つだけの時です。
抑止力が最も働きやすいと言えるのですが、ジュエルを集めるのが遅れる不利が大きいです。

バランスが良いのが二つのトライロックです。
トライロックは全部で七つなので、自軍に二つというのは程よく広さと強靭さを持つ支配エリアになります。

終盤や序盤では事情は違ってきますが、中盤はトライロックを二つ保持した状態だと安定して推移しやすいです。
そして、その二つのトライロックの分布にも良い形と悪い形があります。

武闘家はゲームメーカー

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画像は開戦直後。私は武闘家です。
ガタラアームズは本陣左右のトライロックを取ることに成功しました。レベル2が目前で順調な滑り出しですね。

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トライロックに注目するとこうです。

しかし先ほどの話を思い出せば、この3つのトライロックを保持しようとするのは良くないということになりますね。味方が分散して争いに巻き込まれやすくなるからです。

なので、本陣の左右のトライロックのどちらかは放棄して一方へ集中するのがいいのです。さて、どちらがいいのでしょうか?
答えは右のトライロックです。なぜかというと、緑の勢力が中央を確保しているからです。

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左のトライロックを取った私でしたが、抵抗せずに赤陣営に明け渡してきました。

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黄色陣営のトライロックはこうなりました。

これが中盤におけるトライロックの好形だと思います。

本陣トライロックに加えて、中央トライロックを押さえた勢力の本陣に隣接するトライロックを保持した状態です。

中央を押さえた勢力は本陣が手薄になるので、それに隣接するトライロックは逆側のトライロックより攻撃を受けにくく安定なのです。

連携前提の戦法はできない一人専用マッチングでは、この形のまま中央や左は取りに行かないで進行するのが良いと思います。

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しかし、中央の緑勢力よりレベルで先行した私は調子に乗って中央を攻めレベル2二人をなぎ倒し、占領しました。

振り返ってみれば、敵を倒したまでは良かったのですが占領はあえてしないでおくべきでした。
そうすれば、敵はまた中央へ納品に来るのですから敵陣に強い武闘家でなぎ倒すということができるのです。
逆にいま占領などしても今度は味方が狙われる立場になりやすくなってしまいます。

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案の定その後中央で激戦が起こり、一方的にというわけではないですが味方にも損害を出してしまいました。

せっかく良いペースで進行していた味方に水を差す悪手だったと言えそうです。

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その後トライロックはこうなりました。
下手に中央を取ると、このトライロックの形になりやすいです。

トライロック二つはバランスが良いと書きましたが、この配置は悪形です。

中央と本陣は遠いので、味方が分散してしまいやすい上に、敵勢力圏に囲まれているので攻められやすいです。
よほど中央を強固に保持できる戦力や連携で圧倒できるなら良いですが、そうでなければ両勢力から攻撃を受けて一方的に損をすることになるリスクがあります。

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私の判断ミスから終盤流れが悪くなってしまいましたが、中盤までのリードを守り切り何とか逃げ切りに成功しました。

武闘家は敵陣で強く足も速めなので、「トライロックの占領」が得意な職です。トライロックに攻めてきた武闘家に1:1で立ち向かえるのは育った魔法使いくらいでしょう。
ですが占領できるところを手当たり次第に占領するというのは、あまり良い動きではなさそうですね。

武闘家は初心者にも扱いやすいアタッカーという側面もあるのですが、実は計画的にトライロックを占領して試合運びをコントロールできるトリニティのゲームメーカーでもあるのではないか、と思いました。

トライロックの好形と悪形

最後にトライロックを二つ占領する時の、良い形と悪い形をまとめます。

味方勢力は黄色とします。

安定

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いまいち

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不安定

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論外

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