対紅殻魔アウトレンジ戦法
スコルパイド戦では、相手が動くのを待ってから自分も行動しないと危険です。
占い師の場合は離れていることが多いので、魔蝕などの範囲攻撃は問題ないんですが、ブラッドウェーブの存在が特にネックです。
できれば様子見したくない
ブラッドウェーブはスコルパイドの正面からずれていれば当たらないことが多いです。…が、近くにいる前衛の方へ振り向いてから撃ってくることもあります。
例えば上の画像の場面。すぐに行動したいですが、ブラッドウェーブかもしれないので様子見しています。
やはりブラッドウェーブ。前にいる前衛の方向へ撃ってくることもあるので、安全な場所というのがあまりないんですよね。
なので、このように相手の行動をまってからの動きになりがちです。
しかし、それでは最速で行動するより行動できる回数は減ることになります。理想的ではないですね。
ブラッドウェーブの射程を調査
そこでブラッドウェーブを上回る射程距離を確保し、常に安全な距離で行動することができないか?ということを考えてみます。
まずはブラッドウェーブが届く距離を調査してみましょう。
一般的なミケまどうを2枚入れたデッキでは射程距離は14m。これでは足りないことは間違いないです。
次に、ミケまどうに加えてダークペルシャを2枚入れたデッキ。射程距離は15mです。
これでもまだブラッドウェーブの外から攻撃することは出来ません。
さらに、Bランクのベンガルクーンも1枚追加したデッキ。射程距離は15.2mです。
紙一重で当たりません。ブラッドウェーブの射程距離は15mで間違いないですね。
アウトレンジ戦法デッキ
ということで、さっそくこの発見を利用してデッキを考えてみましょう。こちらです。
敵の射程外から攻撃できることを活かすために、隙が大きい代わりに火力は最強のデュランを再び主役に。
デュランはテンションとはあまり相性が良くないので、テンションを貯めるのではなくコツコツ攻撃を積み重ねられるように、戦車以外の攻撃もいれてみました。
そのためテンションを維持できないので、SSSセットはラッシュ開始のタイミングに自由が効きやすい伝説の三悪魔にしています。
猫系モンスターで射程距離を伸ばした代わりに、範囲拡大のマッドスミスを抜いてしまったので力のタロットが少し不便になりました。
順調に進んでいれば力のタロットは使う頻度が低いので、安全な距離から攻撃できるメリットの方が大きいと期待したいところです。
完全に様子見しなくていいわけではないですが、手数が増やせるのではないかなと思います。
このデッキも使ってどんな感じか確かめていきたいですね。