ハレサレポート

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ローガストの行動パターンと範囲誘発のタイミング

ドラクエ10のブログを読んでいたら注目の記事を見つけました。

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ホイミソ堂さんのこの記事です。

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ブログランキング1位のホイミソ堂さんは、紹介するまでもなくご存知と思います。
記事は最強ローガスト後半のパターン行動を紹介するという内容です。

これは気になる内容です。ローガストは強さⅡでは長い一連のパターン行動があることはずいぶん前から知られていますが、強さⅢではパターン行動はほとんど知られていないからです。
もちろん私も知りません。これはすごい情報かもしれません。

解明されたパターンとは

気になる内容ですが、詳しくは元記事をご覧ください。

パターンについての部分はこう書かれていました。

咆哮後は基本的にビーム>狂いかウィスパー。 もしくは、咆哮>狂いか魔蝕。 ほぼ、こんな感じの行動。 なんか前にこの後の行動表聞いた気がするけど正直覚えてない。 (避けられる範囲連発だった気がする。)

らしいです。ちなみに、レベルⅡで知られているセット行動のパターンはこうです。

獣魔の咆哮→魔蝕→狂い裂き→デュアルクロー→邪魂冥道波(ビーム)

パラディン経験者の意見を聞いてみる

さて、このパターン。私にはそんなに不自然には見えませんが、ローガストに詳しいパラディンにも意見を聞いてみました。

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すると、どうも記事で発表されたパターンでは経験と合わない部分があるということです。

そこでいままでの経験からパターンを推測してもらい、Youtubeなどに公開されている沢山のローガスト戦の動画と照らし合わせて、納得できる行動規則を私なりに考えてみることにしました。

最強ローガストのパターン行動

後半の獣魔の咆哮から始まるパターン行動について。
いまのところの結論はこうです。

獣魔の咆哮→邪魂冥道波or狂い裂き(ごく稀に例外が起こることあり)

パターンとしてはこれだけだと思います。

パターン以後にもなにか選ばれやすい傾向があるのではないか?ということも考えましたが、いまのところそのような傾向は見出せていません。

ただ、ローガストは(レギルラッゾも)いくつかの行動モードを持っているような感触があるという意見もあったので、ある程度の予測はもしかしたら可能かもしれません。

なぜ範囲連発なのか

このパターンが正しいとすると、獣魔の咆哮の次の一手を予測できるにすぎません。
では範囲連発するという話は、どこからでてくるんでしょうか?
私はその原因は、「チャージタイムキャンセル」現象だろうと考えています。

獣魔の咆哮はチャージタイムが設定されていいます。

実はモンスターはチャージタイムがまだたまっていない技でもまずは使おうとします。
使おうとするんですが、いざ実行という段階になって、「使えない」となると他の行動に急遽切り替えます。

獣魔の咆哮を使おうとして使えない場合、パターン行動は始まるので、次の予定のビームor狂い裂きが繰り上がって出ることになります。

つまり、獣魔の咆哮が使われてからしばらくの間は、獣魔の咆哮が飛ばされてそのかわりに範囲攻撃が来やすくなる。ということになるはずです。これが範囲連発とみえる原因じゃないかと思います。

「誘発」のタイミング

さて、このような行動パターンは、ゾンビ戦法においては特に範囲攻撃を「誘発」して回避するテクニックとしての意味があります。

今回の調査の中で気が付いたポイントとして、行動パターンの範囲攻撃を誘発するには今まで思っていたよりもタイミングが難しいかもしれないという点があります。

youtu.be

Youtubeで見つけたこの動画の10:50あたりの獣魔の咆哮からの動きに注目してください。

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10:49。獣魔の咆哮の構えに入ります。

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10:54。このあたりで獣魔の咆哮が完了。

この時、ローガストの近くにはバトマスが二人います。

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10:58。パターン行動で範囲攻撃のはずなのに、僧侶に突進してデュアルクロー。

法則が破られているようにみえます。なぜでしょうか?

どうも原因は、モンスターが範囲攻撃ができるかどうか?を判定しているタイミングにあるようです。

「獣魔の咆哮」の構えに入ったタイミングで次の予定の攻撃の範囲内に的がいない場合、その攻撃はスキップされてしまうようなのです。

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さかのぼってもう一度、10:49の時点。この時ローガストの近くには死体しかありませんでした。
ここで範囲が狭い狂い裂きが予約されようとして、範囲に誰も居なくてスキップされた。と考えるとつじつまが合います。

だとすると、獣魔の咆哮後の範囲攻撃をしっかり誘発するには、獣魔の咆哮が使われる時に既に近くに寄っていないといけないということになりますね。

いくつか動画を確認してみると、獣魔の咆哮後に狂い裂きがでる確率が高いのは、キラーパンサーを入れている構成です。
後衛4人の構成よりも獣魔の咆哮の時点で近くにいることが多いので、自然と誘発をし易くなっているということでしょう。(キラーパンサーは狂い裂きを避けないので死んでしまうわけですが…。)

このように獣魔の咆哮後の次の一手は、獣魔の咆哮が使われる時点で近寄っていればほぼ確実に誘発することができるはずです。覚えておくと役に立つかも知れません。

獣魔の咆哮から二手目以後は、範囲攻撃の可能性が高まってはいるけれど、回避できる攻撃とは限らず、大地の爪牙がくることも普通にありえます。

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