魔法の迷宮を振り返る
昨日の記事では、最近は遊びながら自然に上達できる機会が少なくなってきていることを考えてみました。
移動干渉(壁)戦法の話が中心でしたが、実のところ壁はある程度上手くなってから覚えるものです。最初から意識するようなものでもありません。
ドラゴンガイア(パラ構成)やキングヒドラ(壁更新)辺りのボスに挑戦するくらいの中級者くらいからのステップという感じでしたね。
かつてはそのあたりのボスよりもっとホントの初歩の初歩段階から、ステップアップして上手くなっていく楽しさを味わえる傑作コンテンツがありました。
「魔法の迷宮」です。
私がドラクエ10を始めたころ、いちばん好きだったコンテンツがこの魔法の迷宮です。
そのころどんなふうに遊べたのかを振り返ってみましょう。
画像はレベルの低いサブキャラで撮ってきたものです。
魔法の迷宮を振り返る
魔法の迷宮では、オートマッチングで自分と近いレベルのパーティが組まれ、道中のダンジョン+ボスと戦います。
まずボス単位でレベルの順番に見ていきましょう。
黒竜丸
最初は、黒竜丸。
初期村からレンドアに初めて来たばかりのかけだし冒険者だけのパーティでも気持ちよく勝たせてくれる優しさ。
ですが、状態異常の厄介さは見せていますね。
バトルシェイカー
すこしレベルが上がるとボスはバトルシェイカーに。
怒りとテンションが強いボスです。
先輩と一緒に戦うことで、ロストアタックが役に立つことに気が付きます。
全職共通で使えるスキルを覚えていくきっかけになるでしょう。
ハヌマーン
ここでタメの長い範囲攻撃が登場します。
敵のふきだしを見て、技を回避することを覚えます。
テンションバーン状態の強さを感じることにもなりますが、先輩のゴールドフィンガーや零の洗礼を目にしてその有用さを実感することもあるでしょう。
バリクナジャ
ジャンプで回避できる技が登場。
このあたりになってくると、各職のパッシブスキルによる強化、特にHPがないとすぐに一発死してきついですし、攻撃もまともに通らなくなってきます。
一職だけでなく、転職して他の職のスキルも切実に欲しくなってきます。
キングレオ
レベル50くらいから登場し始める、キングレオ。
このあたりが魔法の迷宮の大きな節目でした。ボスの強さが比較にならないレベルで上昇。
ここまでは、ある程度のパッシブスキルを集めて、攻撃はばくれつけんを覚えている程度で大活躍できました。
ですが、それでは道中すらも火力に物足りなさを感じるようになってきます。
自分以外が弱いパーティになると、牽引しきれずあっさり雑魚で全滅なんてことも。
昔はエンゼルスライム帽の効果がLv39まで(少し後に49まで)だったので、これはまず全職を40(50)にしてスキルを充実させ、武器も買おうという流れになりましたね。
ジャミラス
さらに敵の基礎能力が上昇。
ジャミラスはブレス対策が有効でした。
このあたりまでにはスキル上限の解放をして、100より上のスキルで活躍するのが楽しいです。
トロルバッコス・ギーグハンマー
痛恨の一撃を頻発するボスが登場。
聖女の守りの凄さを実感。盾スキルの会心ガードも欲しくなりますね。(昔は会心完全ガード)
ギーグハンマーの画像も撮りたかったんですが、高レベルのキャラで迷宮に行くと中レベル以下と違ってマッチングし、毎回ショートカット用コインやカードを入れられるので通常ボスはできませんでした。
成長が楽しいコンテンツ
こんな感じで、当時の魔法の迷宮は、プレイヤーの知識&テクニックとキャラクターの強化の両方で成長しながら進めていくことができました。
各職をレベル上げする必要があるというドラクエ10の仕組みとも相性が良かったですね。
最初に挑戦するときには自分は先輩に頼る立場で進めることになりますが、次に他の職のレベルを上げるときにはキャラクターも攻略の知識も前より充実しています。
今度は自分が先輩となって、これからの仲間を牽引する立場になることができます。自分の成長を実感できて楽しいですね。
オートマッチングと相性も良かったですね。
進行は適度に時間がかかり、メリハリがあるので会話などする機会も生まれます。
フレンドやチームと出会うきっかけになっていたと思います。
今にあったコンテンツを期待
現在の魔法の迷宮は中レベル以下には人はおらず、マッチングしません。
今は中レベル以下はあっという間に過ぎてしまいますからね。残念ですが仕方ないでしょう。
ですが、せっかくできの良かった魔法の迷宮です。
そのコンセプトを引き継いで、今の段階で入門者がパーティプレイで成長しながら楽しめるような場をなんとかつくれないものかな?と思っています。