一時的な耐性とひゃくれつなめ
遊び人とは関係ないのですが、アプデ後、盗賊のお宝ハンターのスタン率がかなり下がっていると感じています 試練を回っていて、いままで必中だった敵が『お宝を持っていなかった』と表示されてスタンもされなかったりと、成功率が体感5割程度に感じました 気のせいでしょうか?
昨日このようなコメントがあったのでこの件について調べようかと思っていたら、既に各所で話題になっていたようで原因は判明していました。
ブログランキング上位のホイミソ堂さんの記事にもありましたね。
(こっそりスタン技が弱体!サイレント修正はヤメロ | ホイミソ堂 ドラクエ10攻略ブログ)
一時的な耐性とは何か
原因は、どうやら「一時的な耐性」のようです。
一時的な耐性とは、眠り/幻惑/魅了/休みの状態異常が敵に起こると、しばらくの間その敵の耐性が強化されて効きにくくなるというものです。
耐性が上がっている時間は、公式ガイドブックによれば眠りと幻惑は115~125秒。魅了は85~95秒。休みは57~63秒とされています。
どの程度の強さの耐性がつくかは場合によってそれぞれ違います。
一時的に耐性が上昇している間に再び同じ状態異常が起こった場合は、効果時間が数え直しになって延長されます。ミスの場合は何も影響はありません。
スタン効果が例外でなくなった
この一時的な耐性には、いろいろ例外があります。
その中で、休みを与える技だけれどまったく一時耐性に影響を受けないものだったのが、「スタン効果」です。
代表的なスタン技は、冒頭のコメントにもあったお宝ハンターや、一喝、チャージタックル、スタンショット、サプライズラッシュなどですね。
これらは今までは一時耐性と無縁だったのですが、いつのまにか他の休み手段同様に一時耐性を上昇させるしその影響を受けるようにもなっているようです。
試しに連続でチャージタックルを使ってみると、確かに2回目には効きにくくなっていますね。
ちなみに、一時耐性は上昇させないけれど一時耐性の影響は受けるというものもあります。(例えばツッコミによる笑い効果)
これはたぶん不具合
この変化はスタン技の価値を激減させ、従来あったセオリーのいくつかも不可能にします。
これはおそらく、意図していない不具合だろうと思います。
スライダークのシャインソードの範囲が広くなっていた件ですら、後からチーフプランナーのこんなコメントがありました。
より精度の高い告知、不具合の少ない開発をめざしていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
今回の変化は、スライダークよりずっと広い範囲に影響しそうなことですから、それをまったく告知なしでこっそりやろうとするとはちょっと思えません。
ひゃくれつなめの性能
さて、一時的な耐性に関してどうも不具合っぽいものが現在あるようだという話でしたが、これは多分そのうち修正されるように思います。
ところで今回みてきた「一時的な耐性」は新職業遊び人の注目特技「ひゃくれつなめ」と深い関係があります。これを紹介しようと思います。
ひゃくれつなめは、三つの効果が組み合わさった特技です。
おびえ属性の休み効果+守備力ゼロの効果+強化解除の効果です。
スタン有効/おびえ無効のスライダークにぱふぱふは効きますが、ひゃくれつなめの休みは全く効きません。休み効果はおびえで間違いなさそうです。
守備力ゼロ部分に影響するもの
三つの能力のうち、おびえ部分は分かりやすいですね。単体用おたけびという感じのものです。
強化解除の部分もゴールドフィンガーなどが持っている能力と同じです。
そして中核能力といえる守備力ゼロ効果ですが、これは相手には該当する耐性はありません。守備力低下耐性は無視します。
…なんですが、おびえ効果を同時に持っているせいで、どうもそれに対する一時的な耐性上昇の影響をうけてしまうらしいです。
つまり、休みに対して一時的に耐性が上昇している敵に使うと、守備力ゼロ効果の成功率も著しく低下するということになります。
使うタイミングに注意
ということで、ひゃくれつなめで守備力ゼロを狙う場合は、相手が休み状態になった後の約60秒間は避けると良さそうです。
特に現時点では、各種スタン技も一時的な耐性を上昇させてしまうようになっています。
よく使われる技が多いので、ひゃくれつなめを使うタイミングには注意ですね。
ちなみに、遊び人自身が持っている、「ぱふぱぷ」もスタン技の一種です。