開発・運営だより第44号 プロデューサーの交代
開発・運営だよりの最新号は、プロデューサー交代の発表になっています。
プロデューサーというのは開発運営のリーダーですから、これは大事ですね。
冒険者のみなさま、こんにちは! 大阪の夏祭りでバトンを受け取り、新プロデューサーとなりました青山です。 あらためまして、よろしくお願いいたします。
新たにプロデューサーになるのは、テクニカルディレクターだった青山さんです。
斉藤前Pの評価
私はプロデューサーが具体的になにをしているかを詳しく知っているわけではないですし、個別にやったことが良かったかどうかについてもわかりません。
プロデューサーというのは、全体の責任者です。
ただ、青山新Pの言葉にもあるようにプロデューサーというのは全体の責任者でありリーダーです。責任者というのは結果で評価される立場ですね。
ということで過去のドラクエ10を振り返れば、Ver2時代に最も栄えてVer3以後は衰退傾向という感じに思います。
この結果から斉藤前PはVer2までは素晴らしいリーダーであり、それ以後は残念ながら精彩を欠いた。と私は思います。
青山新Pの注目エピソード
青山新Pに関しては、過去の開発・運営だよりに興味深い話が書かれています。
開発・運営だより第14号です。
ドラクエ10開発初期に、リーダーシップを発揮できずに悩んでいた藤沢初代Dに対して当時の青山TDは、
あなたが方向性を示せないんだったら、このプロジェクトは絶対に失敗する
と、訴えて奮起を促したそうです。
この説得をきっかけに藤沢初代Dは吹っ切れ、今現在のドラクエ10の基礎を作ったというエピソードです。
青山新Pはリーダーが方向性を示すことが大事と考えていることが伺えますね。
方向性を示せるか
近年の斉藤前P時代はやや衰退傾向だったと評価しました。青山新Pはこのことをどのように考えているのでしょうか。
この原因ですが、私は現在の開発運営体制にビジョンが不足していて、慣性飛行的な運営になっているからだと感じています。
かつて青山新Pが藤沢元Dに促したように、方向性を示し直す必要がいまあるんじゃないでしょうか。
自分自身でビジョンを示してもいいですし、ディレクターにそれを求めてもいいでしょう。
今度は堂々とそれをする権限も責任もある立場ですね。是非やってほしいです。
青山新Pにはドラクエ10の再発展を目指して、積極的に挑戦してほしいですね。期待大です。