ハレサレポート

ドラクエ10を攻略したり考察したりするブログです。

魔法使いと魔術師のタロットの相性

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魔術師のタロットは味方の次のダメージを増幅する、間接的な攻撃とでもいえるものです。自分より強力な攻撃ができる仲間がいるときに特に有効ですね。

私も聖守護者で使ったりしていましたが、魔法使いと組んで使う場合は実は不利な要素があります。
今回はこのことを改めて考えてみました。

テンションは暴走の効果を下げる

不利な要素というのは、テンションと暴走が合わさった時のダメージ倍率です。

暴走呪文はダメージが1.4~1.8倍になります。平均1.6倍なので以後1.6倍と考えます。
そして、テンションは1段階で約1.5倍。2段階で約2倍です。

ということは、例えばテンション2段階の暴走呪文なら1.6倍の2倍で3.2倍ダメージ!…と考えやすいと思いますが実は違います。
なぜかというと、テンション時には暴走呪文のダメージ倍率は1.2倍に低下するという仕組みがあるからです。

テンション時の倍率

なので、テンション+暴走時のダメージ倍率は思ったより低いんですね。

テンション1段時

テンション1.5倍x暴走1.2倍=1.8倍

テンション2段時

テンション2.0倍x暴走1.2倍=2.4倍

テンション無しの暴走呪文のダメージが1.6倍ですから、テンション1段階の効果は+0.2倍。テンション2段階分の効果では+0.8倍です。

こうしてみると、特にテンション1段時の効果が目を覆いたくなるほど低いですね。1.8/1.6で13%ほどしかダメージを強化していません。
魔法使いでの魔人の勲章(ためる合成)の効果の低さが分かります。

それよりはマシですが2段階時でも2.4/1.6で50%の強化にしかなっておらず、これは普段で言えばテンション1段階の効果です。

ちなみに、占い師のタロットにおける会心でも同じような仕組みがあり、会心+テンションは普段の会心よりも効果が下がります。
といっても会心はたまにしかでないので暴走ほどの影響はないですね。悪霊の神々オーラからのアトラスがちょっと残念なくらいです。

魔術師のタロットは見直すべきかも

このように、テンションを上げる効果は暴走呪文に対してはいつもより期待できる効果が低いです。

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うまくメラガイアーに合わせることができればそれでも効果的ですが、合わないことの方が多いですし無理に合わせようとしたら逆効果になります。
期待できる効果は考えてみたらかなり低いような気がしてきました。皇帝のタロットをかけてあげれば、魔法使いは単独でもほとんど超暴走魔方陣を維持できますからね。