オールインワンパッケージでドラクエ10を始める人に知っておいてほしいこと
広場にこんなおしらせがあったんですね。
今回はもしこの機に新しく始めようという人がみていたら、これだけは知っておいてほしいと私が思うことを書いてみます。
主役になろう
それが何かをまず先に書いておきます。
脇役で物語を進めてはいけない
ドラクエの物語では、自分は勇者やそれに準じる立場であり、パーティの仲間のなかでもひときわ優れる主役であるのが普通です。
なんですがドラクエ10の実際の冒険では、主役どころか仲間頼みのお荷物というような状態で進めることになりやすいんです。
せっかくの物語がそんな居ても居なくてもいい脇役では白けてしまいますよね。
本来ゲームデザイン上で自然と主役になるようにできているべきなのですが、残念ながらドラクエ10は遊び手側が意識しないと脇役になってしまいます。
なぜそうなるのか。そうならないようにするためはどうしたらいいのでしょうか。
サポート仲間という仕組み
ドラクエ10では冒険は4人パーティを組んで進めることになります。
といっても、だれか他人と組むという必要はありません。
酒場にいくと、サポート仲間というAIが操作してくれる仲間を選んでパーティに加えられます。
「一人で遊んでもいい」どころか「誰かと遊んでもいい」の方が近いと思うくらい、ドラクエ10は一人でやることが中心のゲームです。
強さはレベルでは決まらない
広場のページではこのように宣伝されています。確かに一つの職だけであれば物語を進めるだけでかなりレベルは早く上がります。
ですが、キャラクターの強さはレベルではほとんど決まらないんです。
レベルよりも、「スキル」「達人のオーブ」「装備の錬金効果」などの影響が大きいので、同じレベルでもこれらが充実しているキャラとそうでないキャラはまったく別次元の強さになります。
これらはレベル程には「ガンガン」は上がりません。それに対してサポート仲間は探せばこれらが充実しているものを選べます。
なので「普通に冒険」だけしていると、自分が仲間頼りのパーティのお荷物になっていきます。仲間が強いのでそれでも進められますが、傍観者のような立場でストーリーを進めることになってしまいがちです。
特にフレンドやチームから借りるサポート仲間はレベルの制限すらなく、圧倒的に強すぎる場合がほとんどなのでこれを使うと普通のゲームで言えばバグ技級のバランス崩壊になります。
チームに入ったりやフレンドができる機会もあると思いますが、自分が相応しい実力になるまではそれらのサポート仲間を使うのは自制したほうが良いです。
冒険以外にやっておくといいこと
というわけで、実質の強さに影響する要素もちゃんと育てて、サポート仲間に見劣りしない強さにしつつ進める方が楽しめます。
スキル
序盤に特に大事なのはこれです。スキルを十分に取得するには、自分がやりたい職だけでなく他の職のレベルを上げることが必要です。
これはひと昔前は非常に大変な作業だったのですが、いまはかなり改善されました。職別クエストで大量の経験値が貰えるようになったからです。
ある程度進めたら、世界各地にある職業別クエストをやって、それで全部の職のレベルを上げておくのがいいです。
興味が無い職をやるのは面倒でしょうが、やっておくことをオススメします。
装備
次にこれです。ドラクエ10での装備の入手手段の中心は、旅人バザーというところからの購入になります。
ようするに、お金が必要です。これは「普通に冒険」していたら、まず間違いなく不足します。
なので、ある程度の収入を得られるお金稼ぎができるようにならないと、妥協した装備で進めることになり、これまたつまらないです。
私のオススメは、ランプ（ツボ）錬金職人です。短時間で十分な稼ぎを得られますし、なによりいいのはストーリーを進める前からできるという点です。
これでまずお金を稼げば満足いく装備で進められますし、将来よりよいお金稼ぎが出来るようになったら乗り換えてしまえばいいですね。
具体的なやり方はこちらの記事などをどうぞ。
達人のオーブ
これはVer1のストーリー終了後に使えるようになる機能です。
とはいっても、別にこのためにVer1を駆け足で終わらせる必要はないです。Ver2の範囲になったら、達人のオーブを育てることも忘れずにやっていけばOKです。
特に「勝ちどきMP回復」の宝珠を手に入れると、冒険が快適になるでしょう。
効率重視はオススメしない
初心者に対するアドバイスとして、こういうことが言われることがあります。
「まず急いでストーリーを終わらせて、あれこれ開放するのが効率いい」
確かにそのほうが効率がいいんです。
ですが、成長途上で物語を楽しめる間というのは、このゲームの中でも特に楽しい期間なのです。それを脇役ですっとばすなんてもったいないことはしない方が良いと私は思います。
